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23 3月 2012 【最近の仕事のお知らせまとめ】
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■最近告知していたお仕事のまとめです!
僕も何がいつ出るのかよく分からないので調べてまとめました。
近日発売順に並んでいます。

■『エースコンバット:イカロス・イン・ザ・スカイ』 発売日:3月28日予定 価格:1,000円(税込)
著者:山本平次郎 イラスト:コザキユースケ 監修:Project ACES/大磯航輝
発行:アスキー・メディアワークス 発売:角川グループパブリッシング

エースコンバットシリーズ初の小説版の表紙と挿絵を描かせていただきました。
主人公はアサルト・ホライゾン公式ブログのナビゲーターキャラとしてデザインした
ナガセが主役になる独立したスピンオフ作品となっております。

■『烏丸響子の事件簿』最終巻(10巻)3月30日 価格650円(本体価格619円)
発行:幻冬舎コミックス 原作:広井王子 作画:コザキユースケ

10年やってきた連載ですが、これにて幕となります。
鬼と人間の戦いの話ではありますが、現実社会でも色んな局面で
例えられる話であるのではないでしょうか。ご愛読、ありがとうございました。

■『ファイアーエムブレム 覚醒』4月19日発売 希望小売価格:4,800円(税込)
発売元:任天堂 開発:インテリジェントシステムズ

『ファイアーエムブレム』の最新作になります。
キャラクターデザインを担当させて頂いております。
シミュレーションRPGというジャンルのゲームをやった事が無い方、
またはファイアーエムブレムを今までプレイした事が無かった方へも
この魅力が伝わる凄く丁寧で大ボリュームな作りになってると思います!最高です。

■『GUILD 01』収録“解放少女” 5月17日発売予定 希望小売価格:3,980円(税込)
発売元:LEVEL5 公式ホームページ

4つの魅力的なオムニバス作品が1つのパッケージになる『GUILD01』に収録される、
『解放少女』のキャラクターデザインを担当させていただきました。
ゲーム制作はNO MORE HEROESシリーズのグラスホッパーマニファクチュア
勢いがあって爽快感があってちょっとおバカな設定なのにカッコ良いという独特さは健在。
他にも、有名ゲームクリエイターの斬新なアイデアの作品が収録されてます。是非是非。

■『どーにゃつ』ヤングガンガン連載(毎月第1、第3金曜日発売)

あらすじ:「奇妙な生物、どーにゃつはある日誰も居ない新宿で目を覚ました…」
ヤングガンガンにて連載中です!
凄く楽しんで描いてます。夏くらいに単行本が出せるといいなぁ。
WEBで第1輪と第2輪がお試し読みできますので是非~

最近告知が色々重なりました。もう暫くは特に告知ありません。
去年から結構忙しめだったので、
下半期はニートまっしぐらです。たまには温泉とか行きたいですねー

29 2月 2012 どーにゃつ公式サイト
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スマートフォン限定なのでPCからは見れませんが、
どーにゃつの公式サイトなどを作って頂きまして
こじんまりと運営されております。
たくさんのデコメなど(良い出来!)無料で使う事が出来るので、
是非DLしてみてください~
HTML5で組まれたオセロゲームも遊べますよ!

ヤングガンガン『どーにゃつ』第1話、第2話の試し読み

27 2月 2012 メーウ『pair*』PV 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品
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■メーウ『pair*』PV
スタジオカラーさんのデジタル部で制作して頂いた、
メーウ『pair*』PVが文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選ばれたそうです。
http://megei.jp/recommends/2?locale=ja
( 僕は元のキャラクターデザインを担当いたしました)
めちゃめちゃ可愛いく作って頂いたので是非見てみてくださいね。
これを期にもっと知ってもらえたらいいなぁ~

【Amazon】メーウ『paie*』

メディア芸術祭、昔『スピードグラファー』が選ばれた時は
ちゃんと観てんのかと文化庁を疑いましたが(扱ってるネタ的に)
ちゃんと見てるんですね!嬉しいですね
家族が増えるよやったねタエちゃん!

25 2月 2012 『ファイアーエムブレム 覚醒』
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■ファイアーエムブレム 覚醒
(発売元:任天堂 開発:インテリジェントシステムズ) 対応ハード:ニンテンドー3DS 発売日:2012年4月19日

先日ニンテンドーダイレクトでも続報が発表されました、ファイアーエムブレムの新作になります。
僕はキャラクターデザインを担当させていただいております。
仕事量的には結構大変な物だと容易に予測出来ておりましたので、
このタイトルのために去年はしっかり仕事量を絞りました。
ここで多くは語れませんが、今までシリーズに触れてこなかった新規の方へも、
新鮮な気持ちで楽しんで頂きたいという開発者さんの 真摯で強い『進化しよう』という
気持ちに惹かれ請けさせて頂きました。

今までプレイした事が無かった方も、これを期に是非触れてみて頂けたら、と思います。
是非是非よろしくお願いいたします!

25 2月 2012 『烏丸響子の事件簿』について
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■『烏丸響子の事件簿』最終回

今月末発売号の月刊コミックバーズにて、長年連載していた作品
『烏丸響子の事件簿』が完結になります。
特にヒットした訳でもありませんが、細かく重版を重ね息の長い作品でもありました。
この漫画がどうやって今に至ったのか思い出しながら書き連ねてみます。

思えば23、4歳の頃、漫画家の古屋兎丸先生の作品のお手伝いをさせて頂いた折に
(確か、兎丸先生の『自殺サークル』という作品で女子高生の死体を大量に描いてた時だったかな…)
当時の幻冬舎の女性編集さんをご紹介頂いたのが始まりです。

まだネットもアナログ回線かADSL回線かという時代で、
どうやってHPのページの容量を抑えるかみたいな事ばかり考えてた気がします。
そんな何の実績も無くアシスタント業をしながらPCで絵を描いたりHPを作ったりと
日々を過ごしていた頃、編集部から急に広井王子さん原作で、怪物が出てくる刑事物を描かないか、というお話を頂き、
女性向けミステリー誌の『ビーストリート』という隔月誌でひっそりと連載を開始させて頂きました。
それが『烏丸響子の事件簿』という漫画です。

最初に来た原作のタイトルは『御台所(おだいどころ)響子の事件簿』というタイトルだったかなぁ
しかも当初の響子の年齢設定は28歳。「ちょっと高すぎませんかね…」と広井さんに提案したら
「じゃあ16歳」と。そのふり幅のでかさに「えっ」と躊躇した物の、そのままスタートした記憶があります。
最終的に最終巻での響子の年齢は多分18か19だと思います。

原作者の広井さんと言えば、僕が小学校の頃よりご活躍されている方で、
有名な作品ですと『天外魔境』、『魔神英雄伝ワタル』、『サクラ大戦』などのヒット作、
ちょっと珍しい所ですと80年代に流行った、音に合わせて踊る『フラワーロック』や
オマケ付きお菓子の『ネクロスの要塞』なんかも広井さんの作品だったりします。
僕なんかは思いっきり広井さんの作ったコンテンツで育った世代ですので、
そういった意味でも毎月の打ち合わせでは色んな話を聞けたり非常に有意義な物でした。
金髪のサングラスでイケイケ、という僕の小学校の頃のファミ通記事で見た記憶とは裏腹に、
実際の広井さんはとても若い感性を持った下町の良いおとうちゃん、という感じです。
でも持っているバイタリティ、度胸、知識、発案力は流石の一言で、
間違いなく広井さんは東京は下町が産んだ化け物の一人ではないかなと思います。

1年目、担当が最初の女性編集さんから当初編集部のバイトであったK氏が担当に。
そして連載2年目から、掲載誌がコミックバーズに移りました。
連載開始当初から、女性向けミステリー誌では嫌だと我侭を思っていた僕は
アクション要素を強調して、移籍を狙っていた節もあります。
そういう意味で青年誌のバーズへの移籍は「しめしめ」でした。

その9年前バイトから入ったKさんは 現在では副編集長にまでのし上がり(?)ました。
そんな担当のKさん、毎月欠かさずスケジュールでの押し合いへし合いをして
散々ご迷惑をお掛けいたしました。

さてその『烏丸響子の事件簿』、全て原作通りかと言うとそうでもありません。
1巻までは広井さんの原作に忠実に書き上げていた物の、元々オリジナルを描きたいという
僕の強い我が出たのもあり、次第に脚色も強くなっていきました。
作品自体は東京編(1~4巻)、東北編(5~7巻)、京都辺(8~10巻)と3部に分かれており、
各シリーズの全体の構想案を広井さんに考案して頂き、それに沿って自由に描かせて頂き、
毎月打ち合わせをして最終的な着地点を話し合って決めた、という感じです。
僕みたいなペーペーの未発達な作家を特に縛る事もせず、自由に描かせてくれた広井さんの
懐の深さにも感謝です。
東北編の福島が舞台の話は、今となってはもう描けないストーリーになってしまいました。

9年やって全10巻、ペースとしては通常の半分のスピードです。とても遅いです。
僕自身の経験や知識の無さ、他仕事との兼ね合いとそれに付随するスケジューリング立て方に
問題も多々ありました。それでもじっくり、僕なりの終わらせ方を迎えられる事が出来て非常に嬉しく思っております。
今後の制作にとっても、大きな経験となりました。

また、何よりこんなに長くお待たせしたにも関わらず、単行本の発売を毎年待って頂いた
読者の方々様、本当に、ありがとう御座います。
読んで下さる読者様のお陰で打ち切られる事もなく、無事お話の最後を迎える事が出来ました。
これは作家としてとても幸せであり、ありがたい事だと思っています。
単行本最終巻、近々お届け出来るかと思います。
それまで、もう少々のお付き合いをよろしくお願いいたします!

コザキ

13 2月 2012 『GUILD01』、『解放少女』
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■解放少女
LEVEL5さんから発売される、『GUILD01』というタイトルに収録される
グラスホッパー・マニファクチュアさん製作の『解放少女』というゲームの
スタッフ陣が先日正式発表になりました。
メインメカデザインはコヤマシゲトさん、戦艦デザインは前田真宏さん、
アニメ製作はボンズさん、 題字はAKIRA等でも有名な平田弘史先生と大変豪華。
僕はキャラクターデザインを担当させて頂いております。
SF的なスーツのデザインラインはコヤマさんに助言も頂きつつ頑張りました。
(『解放少女』はPV動画では開始1:00~になります)

公式HP http://www.guild01.jp/kaihoushoujo/

GUILD01』には他にも魅力的なタイトルが多数収録されてます。

解放少女にご期待ください!(^Å^)

13 2月 2012 キトゥンさん
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■キトゥンちゃん
PSVITAの『グラビティデイズ』を買いました。
面白いし主人公が可愛いですね~

でも電車の移動中とかくらいしか遊べないので
なかなか進まないです

03 2月 2012 諸々日記
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■│ω・)チラッ…
放置しっぱなしですみません…生きてます。なんとか
方々に謝罪しっぱなしです。

■新連載『どーにゃつ』連載中!
去年末より開始した『どーにゃつ』がヤングガンガン(毎月第1第3金曜日発売)
にて好評連載中です!第五話、『あいがとまらない』是非読んでみてくださいね~

■簡単漫画作成ツール『コミPo!』とコラボ企画
http://www.comee.jp/event/comipo_donyatsu/
どーいう訳かあの『コミPo!』さんとコラボの企画が立ち上がりました。

ソフトの使い方も簡単なので、是非挑戦してみてください!

■BIRZ連載中『烏丸響子の事件簿』

今月末号でついに最終回を迎えます。10年…10年やってしまいました。
10年というと人生の3分の1近く生活を共にしたと言う事になります。
この漫画を通して技術を学んで、失敗も成功も繰り返して今があると思います。
人間と鬼の戦争、どんなラストを迎えるのか?是非読んでやってください。

その他諸々水面下でお仕事が進んでいるので、
また近日告知いたします!

10 12月 2011
 |  Category: 仕事  | Tags:  | 3 Comments

■【新連載】どーにゃつ

12月16日発売号のヤングガンガンにて、新連載『どーにゃつ』が始まります。
かわいくっておいしい、のほほんとした不思議ないきもの達の生活を描きます。
第一話から必読の気合の自信作!よろしくお願いいたします。

05 9月 2011 お仕事関係のお話と、観た映画の話

うっほーい一ヶ月間があいちゃったよ!!
ごめんなサンシャイン

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■バーチャルアイドル『メーウ』関係


メーウの『pair*』の素晴らしいPVを製作された、
スタジオカラー・デジタル部で座談会をしました。
ぽこぽこさんの記事をどぞ

■エースコンバット:アサルトホライゾン

イラスト描きおろしました~時期こそ真夏ではありませんが、
まだまだ残暑!ナガセ隊員のあられもない姿をどうぞ…

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現在公開出来るお仕事関係はこのくらいです。。。
最近久々に劇場へ映画を観てきました。

テレンス・マリック監督、ブラッド・ピット、ショーン・ペン主演の
『ツリー・オブ・ライフ』。生命の樹、ですね。
(本当は「ピラニア3D」を観に行くつもりだったんですが、上映時間が間に合わなくて…)
監督の方は存じ上げておりませんでしたが、なんでもカリスマ性の高い方だそうだ。
その辺は知らずに観たのでフラットな感想を書きますかねー

PVを流し観てしまうと、ハリウッド映画によくある『親子の話』的な印象を
受けてしまうのですが、ちょっと違います。いや、大きな違いはないのですが。
ストーリーは断片的な記憶の様に流れてゆき、父子の関係性、夫婦の関係性、
子供から見た親の存在から、子供時代の抑え切れない心の衝動まで、
それが言葉少なに、千切って繋ぎ合わせた映像で流れ込んでくる作りになっています。
その『とある家族の話』と、壮大な宇宙の神秘性とを美しく織り込んでしまうんだから凄い手腕。
人間をそういった『俯瞰で見る』事で、「主は与え、主は奪う」を、生命の進化の過程に
乗せて表現しているのかなと。キューブリック監督が『2001年宇宙の旅』で、
生命や自然の事象を俯瞰で捉える事で表現しようとした、
“科学的な「神の定義」”。それと似た物を感じました。

物語の中でブラッド・ピット演じる、昔ながらのステレオタイプな“厳しい父親”は
敬虔なクリスチャンではありますが、この場合の信仰の対象である「神」は
何でも良いんだと思います。たまたま舞台がアメリカだから、位に受け取ると良いです。
聖書はむかーし一回流し読みした程度なので、ヨブ記についてはよくわかりません。
が、聖書の引用がモノローグに多いので、知っていた方が宗教哲学としてより共感を得るのかもしれません。
僕は表向き無神論者を騙ってますが、いざと言う時は無意識に“何か”に祈っちゃいます。
稚拙な推測ですが、神ってその“何か”なのかな…と思っています。
神も生命も死後の世界も、科学の世界に置き換える事が出来ると信じているので。

そういう意味で、『ツリー・オブ・ライフ』、とても美しかったです。
これは多分賛否両論だろうなぁ…とは思いますが。
BDは買っておきたいかな。

結構尺は長いですし、エンターテインメントでは全くないです。
普段、受動的に作品を楽しむ方には超不向き。実際上映途中、
席を立って帰ってこなかった方が2名ほどいました。気持ちはすごくわかります。
逆にイマジネーション癖の強い人には、力強い何かを感じる作品なんじゃないかなーって思う。
ストーリー仕立ての哲学番組っていうと伝わるのかも。

ですが、観に行く人は事前にしっかり睡眠は取る事をお勧めしますw